リピート率の高い治療院と、リピート率の低い治療院。

その違いはいったい何なのか？

今回はリピート率の低い治療院に共通する、ありがちな3つの間違いをお話ししていきます。

1.リピートの重要性やメリットを伝えていない

まずリピート率を上げるためには、患者があなたの治療院に続けて通うことの重要性やメリットを理解しているのが大前提。

それが分からなければ何度も治療院に通おうとは思わないし、当然リピート率も上がらないからです。

これって当たり前のことに聞こえますが、リピート率の低い治療院は意外とできていないもの。

そして患者は素人なので、治療院について詳しく知りません。

治療院に来て一度治療を受ければ大丈夫、と思っている人も多いのです。

なのでリピート率を上げるためには、続けて通院するとどのような良いことがあるのか？

まずそれを分かりやすく伝えるようにしましょう。

2.リピート率を上げる仕組みがない

患者に伝えることが大事なのは分かったけど、その時によって説明したりしなかったり、、、

そのあたりを徹底していない治療院も多いです。

忙しくて話す時間がない時もあるでしょうが、それを怠ると途端にリピート率は下がります。

その対策としては、できるだけ仕組み化すること。

例えば初回来た患者には、このタイミングでこの説明をする。

これを伝えた後にこれを伝える、など最初に決めておいた項目を毎回漏れがないか？

それこそチェックシートにチェックしていくイメージです。

それ以外にも回数券や月額会員制などを取り扱って、リピート率を上げていく方法があります。

すでにお金を払っている以上、続けて治療院に通わないと損だと思う心理が働くわけです。

回数券や会員制は私の治療院はやっていませんが、私のクライアント先の治療院ではかなりリピート率を上げています。

もしあなたの治療院で、リピート率が良かったり悪かったりとバラツキがある場合は、こうした仕組みも考えてみてください。

3.リピートしてもらうことにブレーキがかかっている

これは治療家の考え方の問題なのですが、リピート率の上がらない大きな原因です。

「治療院でリピートしてもらうのは治せない証拠」

「リピート率が高いというのは治療院としては恥ずべき事」

「治療院に何度も来させてお金を払ってもらうのは申し訳ない」

そんな考えが、無意識のうちにブレーキをかけてしまう場合が多いです。

最悪の場合、患者が来たいと思っていても、治療院側が拒んでしまうような雰囲気になってしまいます。

そうすると当然リピート率も上がりません。

対策としては、そもそもの考え方を改めることです。

治療院に来る患者に限らず、人は「お金を使いたくない」というわけではありません。

「価値のないもの」にお金を使いたくないだけで、「価値のあるもの」に使う分には問題ないのです。

あなたの治療院でやってることは「価値のないもの」ではないですよね？

「価値のあるもの」であれば、堂々と伝えて通院してもらいましょう。

そうすることが患者のためであり、治療院のリピート率を上げることでもあるのです。

さて、いかがだったでしょうか？

この機会に一度見直して、ぜひあなたの治療院でもリピート率を上げていってくださいね。