私たち治療院経営者にとって、集客するための広告というのは、

永遠のテーマ。

私もクライアントも、今よりも集客効果を高めるべく
日々テストの繰り返しです。

今回は、M先生から質問をいただきました。

M先生、ありがとうございました。

キレイな広告と集客できる広告の違いって何でしょう？

まぁ厳密にいうと、
一口に治療院の広告といっても
キレイで集客できる広告というのもあるし、
汚くて集客出来ない広告もある。

なので今回のM先生が言いたいのは、
キレイな広告＝キレイだけど集客できない広告
だと思うので、その前提でお話しします。

ではその違いは何だと思いますか？

私の答えは、

集客のための行動をさせられるかどうか？

実は広告といっても、
大きく分けて２種類あります。

ひとつはイメージ広告。

これは大企業のテレビCMなどで、
文字通り企業のイメージアップを促すもの。

もうひとつは、
ダイレクトレスポンス型広告といって、
例えば、

「ドモホルン○ンクル」
「ジャパ○ット高●」

のように、集客のための行動を促すのが目的。
（購買、資料請求、サンプル請求、お問い合わせなど）

そして治療院が集客に使うべきはこちらの広告。

なぜなら数千万から数億円の広告費を使う大企業と違って、
われわれ治療院が集客にかけられる広告費は、
せいぜい数万円から数十万円ぐらいのものでしょう。

その限られた広告費の中で、
いかに効率よく治療院に集客していくか？

そう考えると私たち治療院が集客したいのなら、
こちらの広告を使うべきなのです。

ちなみにダイレクトレスポンスを直訳すると、
「直接反応してもらう」となります。

つまり「反応」なので、
実際にはその場で購買してもらう目的とは限りません。

治療院でいえば電話での予約かも知れないし、
メールでの問い合わせかも知れません。

とにかく治療院に集客するために、
こちらが意図した行動をとってもらうこと。

ではそうすれば行動してもらえるのか？

この時ついやってしまいがちなのが、
いきなり自分の治療院の施術法を売り込んでしまう、
というもの。

これをしてしまうと、
ほぼ受け入れてもらえません。

あなたの売り込むべきは施術法ではなく、
相手の得られる結果です。

つまり、

○○式矯正法
△△セラピー
××療法

ではなく、

・その施術でどのぐらい改善するのか？
・改善すると何が出来るようになるのか？
・それによってどんな感情の変化が起こるのか？

つまり見込み患者の得られる結果を売り込む。

そのための手段として、
それぞれの治療院の施術法があるわけです。

そもそも見込み患者としては、
自分がどんな結果が得られるかには興味はあるけど、
治療院の施術法自体には興味がありません。

せいぜい、

「どんなことするのかな？」
「本当に効くのかな？」
「痛くないのかな？」

といった漠然としたものばかり。

もし治療院の考えや施術法を詳しく説明するなら、
相手が興味を持って、
十分にあなたの話を聞く気になってからです。

その順番を間違えないこと。

そうすればあなたの治療院は今まで以上に集客できるでしょう。