過去の記事では、料金値上げや施術時間短縮の話をしてきました。

まだ読んでいない方は、ぜひ一度ご覧下さい。

■　施術時間の短縮は誰のため？

■　施術料金の値上げは患者さんを救う？

そして今回ご紹介するのは、

値上げのタイミングと告知についていただいたご質問。

K先生、ありがとうございました。

施術時間も大幅に短縮できているようで何より。

ただ念のためお伝えしておくと、

施術時間を短縮した後のいろんな数字を計測するのも重要。

例えばリピート率や
紹介人数の変化など。

さて値上げのタイミングとしては、

「稼働率がアベレージで８０％超えるようなら実行」

というのが私の基本的な考え。

なお実際には私やクライアントの経験上、

ややリスクは高くなるものの、
稼働率６０％ぐらいで値上げするのも可能。

ちなみに値上げの告知のときに
最悪のパターンを紹介しましょう。

「あのスミマセン、来月から○○円になるんです。高くなっちゃってスミマセン、、、」

申し訳なさ全開でうつむき加減。

患者さんの目を見ることもできずスミマセンを連発。

そんなことを言われた患者さんは、、、？

患「はぁ！？謝るぐらいなら最初から値上げしなきゃいいでしょ！」

先「ス、スミマセン、やっぱり値上げはやめときます。不快な思いをさせたお詫びに割引するんで！」

患「うん、割引ね！　まぁ分かればいいんだけど！」

そう。

当然の反応。

そしてその瞬間、
値上げ計画は白紙に戻るどころか逆に値下げするハメに、、、

あなたが伝えるべきなのは、

・値上げする理由

・それによって患者さんが得られるメリット

もちろん日頃からあなたが主導権を握り、

信頼関係ができていること。

そしてあなたのファンになってもらっている、という状態で
値上げすべき。

それが値上げを成功させるためのポイント。

まずは患者さんとの関係作りをしつつ、稼働率を上げていく。
その上で８０％を超えるようなら、

ぜひあなたも値上げ（もしくは施術時間の短縮）を検討してみてください。